技能実習制度のコンクリート圧送に関するご説明ページ

技能実習制度 コンクリート圧送

Concrete pumping

事務局長・安松大輔

執筆者:事務局長・安松大輔

人材紹介会社の社長を経験後、外国人人材の採用を支援する企業で勤務する、その後アジアネットワーク協同組合のに入り、事務局長に選任される、人材不足で困っている企業様のと日本で働きたいと思う外国人人材の懸け橋となれるように日々尽力している。さらに業界の情報の不透明さに疑問を感じ、アジアネットワーク協同組合では双方が不安にならない仕組みをつくるとし、WEBやSNSで外国人人材の採用に関して情報を届けることを重要視している。 目次
目次
  1. >1・技能実習「コンクリート圧送施工」
  2. >2・実習生に任せられる主な作業
  3. >3・求められる技能
  4. >4・安全管理上の主な留意点
  5. >5・受け入れに必要な体制
  6. >6・労働時間・受け入れ人数
  7. >7・制度に関する留意事項
  8. >8・よくある質問

技能実習「コンクリート圧送施工」

概要

コンクリート圧送施工職種は、生コンクリートをポンプ車で圧送し、型枠内へ打設する工事を行う仕事です。技能実習制度の建設関係職種のひとつで、作業区分は以下の1つです。

コンクリート圧送工事作業:ポンプ車を使用したコンクリートの圧送・打設作業全般

対象となる事業者は、コンクリート圧送工事業を営む会社です。

実習生に任せられる主な作業

必須業務として位置づけられているのは、配管の配置・接続、圧送・打設作業です。関連業務には機材の運搬、洗浄作業などが含まれます。

求められる技能

生コンクリートは時間とともに固まっていくため、圧送から打設までの一連の作業をスピーディかつ正確に行う必要があります。詰まりが起きた際の対応も、経験に基づく判断が求められます。

安全管理上の主な留意点

配管内の圧力が高いため、接続部の外れや破損による事故に特に注意が必要です。

ブーム(配管を支えるアーム)の可動範囲内での作業には、挟まれ・激突のリスクがあります。

重い配管・機材の運搬による腰痛・打撲にも注意してください。

打設現場では、他の作業員やクレーン作業との連携ミスによる事故のリスクもあります。

実習生には、母国語資料等を用いて配管の取り扱いと現場での合図・連携方法を具体的に伝えることが重要です。

受け入れに必要な体制

技能実習責任者:実習計画の管理、監理団体との連絡、法令遵守の確認を行う人

技能実習指導員:コンクリート圧送工事の実務経験を持ち、直接指導する人

生活指導員:住居・生活面のサポートを担当する人

労働時間・受け入れ人数

技能実習生にも労働基準法が適用されます。コンクリート打設は天候や他工程との調整で作業日程が急に決まることもあり、労働時間・休憩・休日の記録管理を徹底する必要があります。

受け入れ可能人数は、常勤職員数、団体監理型/企業単独型の別、優良要件の充足状況によって変わります。監理団体に自社の状況を伝えたうえで確認してください。

制度に関する留意事項

コンクリート圧送施工職種にも制度上は第3号技能実習(4〜5年目)が設けられています。ただし2027年4月1日に技能実習制度が育成就労制度へ切り替わることが決まっているため、これから新規に受け入れる場合、3号に到達する前に制度が変わる可能性が高い点に注意が必要です。

技能実習制度は今後も見直しが行われる可能性があります。本記事は2026年時点の情報に基づいており、実際の受け入れ判断にあたっては、必ず監理団体・外国人技能実習機構・出入国在留管理庁の最新情報を確認してください。

よくある質問

Q. ポンプ車の運転も実習生に任せていい?
ポンプ車の運転には別途、大型免許等の資格が必要です。技能実習の対象は圧送・打設作業そのものになります。

Q. 配管の詰まりが起きたらどう対応する?
経験のある指導員が対応方法を都度指導しながら、段階的に実習生に経験させる必要があります。

Q. 夜間の打設作業もある?
現場によってはあります。夜間作業を行わせる場合も、労働時間の記録管理を徹底してください。

Q. これから受け入れても5年間の実習は可能?
制度上は可能ですが、2027年4月の制度切り替えにより、新規受け入れの場合は実質的に難しい可能性が高いです。監理団体に確認してください。

参考情報:外国人技能実習機構、厚生労働省、出入国在留管理庁等の公表情報をもとに作成。

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