企業定着率
1年以上勤続頂いております。
特定技能制度の林業に関するご説明ページ
Forestry

山林の管理や木材の生産を行っている事業者の中には、特定技能外国人材の受け入れを検討している方もいると思います。
特定技能には16の分野があり、その一つが「林業」です。自動車運送業・鉄道と同じく、2024年3月の閣議決定で新設された分野です。
この記事では、特定技能「林業」について、対象になる業務、受け入れの条件、注意点を、初心者にもわかりやすく解説します。
なお、特定技能制度に関するルールは今後も見直される可能性があります。本記事は2026年時点の情報をもとに作成していますので、実際の受け入れにあたっては、必ず出入国在留管理庁などの最新情報をご確認ください。
林業分野で従事できるのは、次のような業務です。
・育林(植栽、下刈り、除伐、間伐等)
・素材生産(伐木、造材、集材等)
・林業種苗生産
・特用林産物の生産
技能実習の「林業(育林・素材生産作業)」とほぼ対応する内容ですが、特定技能ではこれに加えて、林業用種苗の生産や、きのこ類などの特用林産物の生産も対象に含まれている点が特徴です。
特定技能「林業」で働くには、本人が次のいずれかを満たす必要があります。
・林業技能測定試験と、日本語試験(国際交流基金日本語基礎テストまたは日本語能力試験N4以上)に合格していること
・技能実習2号(林業職種)を良好に修了していること(この場合、試験が免除される)
林業の技能実習職種は2024年9月30日に新設されたばかりのため、この移行ルートで来日する人材が本格的に増えてくるのは、まだこれからと考えられます。
受け入れる事業者側には、次のような要件が求められます。
・林業経営体(林業労働力の確保の促進に関する法律に基づく認定事業体等)であること
・特定技能外国人が従事する業務について、日本人が担当する場合と同等の処遇を確保すること
・林業特定技能協議会への加入
・出入国在留管理庁への各種届出、定期報告の実施
技能実習の林業職種と同様、事業所側の認定・要件の確認が前提になります。
特定技能1号を受け入れる場合、企業は「1号特定技能外国人支援計画」を作成し、実施する義務があります。
主な支援内容は次のとおりです。
・事前ガイダンスの実施
・出入国時の送迎
・住居の確保、生活に必要な契約支援
・生活オリエンテーション
・日本語学習の機会提供
・相談・苦情への対応
・日本人との交流促進
・転職支援(人員整理等の場合)
・定期的な面談、行政機関への通報
これらの支援は、自社で行う(自社支援)か、登録支援機関に委託するかを選べます。
特定技能外国人は、日本人と同等以上の報酬を受け取る権利があります。労働基準法をはじめとする労働関係法令が適用されますが、林業は農業・漁業と同様、天候や季節に作業内容が左右されやすい業種です。労働時間・休憩・休日の記録管理を、日本人従業員と同じ基準で丁寧に行う必要があります。
林業は、技能実習の解説でも触れた通り、他分野と比べて労働災害のリスクが高い分野として知られています。特定技能で受け入れる場合も、この点は変わりません。
チェーンソーによる切創、伐木時の下敷き、斜面での転倒・滑落など、命に関わる事故のリスクがあるため、来日前の技能水準確認だけでなく、現場ごとの安全教育を継続的に行う必要があります。
林業分野は、特定技能2号の対象分野に含まれています。
熟練した技能(複数の作業員を指導しながら林業経営に関する業務を行えるレベル等)が認められれば、特定技能2号へ移行でき、その場合は在留期間の上限がなくなり、家族の帯同も可能になります。

Q. 技能実習の林業とはどう違いますか?
技能実習の林業は育林・素材生産作業のみが対象ですが、特定技能では林業用種苗の生産や特用林産物の生産も対象に含まれます。
Q. 技能実習からの移行者はまだ少ないのですか?
技能実習の林業職種自体が2024年9月に新設されたばかりのため、2026年時点では移行者はまだ限定的と考えられます。今後増えていく見込みです。
Q. 特定技能2号に移行できますか?
林業分野は特定技能2号の対象分野です。熟練技能が認められれば移行可能です。

特定技能「林業」は、育林・素材生産に加え、林業用種苗や特用林産物の生産も対象に含む分野です。労働災害のリスクが高い分野であるため、来日後も継続的な安全教育が欠かせません。
参考情報:出入国在留管理庁、林野庁等の公表情報をもとに作成。
国別外国人雇用情報
勤勉で学習意欲が高く、技能習得のスピードが速いため即戦力として活躍できます。協調性を重視し、チームワークを大切にする傾向があります。家族を大切にする文化があり、旧正月(テト)は1週間程度の帰国を希望することが多いです。キャリアアップへの関心が高く、コミュニケーションでは個別の対話を好む傾向。
温厚で協調性が高く、チームワークを大切にします。国民の約90%が仏教徒で、日本と価値観を共有しやすいです。日本は最大の援助国であり親日の方が多いです。農業や繊維分野での適性が高く、コミュニケーション能力に長けています。キャリアアップへの関心が高く、待遇向上を重視する傾向があります。
真面目で適応力が高く、日本の職場環境に馴染みやすいです。前年代比61.0%と急増しており、製造業や建設業での受け入れが増えています。国民の約90%が仏教徒で、仏教の祭日や行事への配慮が必要です。今後さらに増加が期待される国です。
真面目で適応力が高く、日本の職場環境にも馴染みやすいです。前年代比61.0%と急増しており、製造業や建設業での受け入れが増えています。国民の約90%が仏教徒で、仏教の祭日や行事への配慮が必要です。今後さらに増加が期待される国です。
協調性が高く、チームでの仕事を大切にします。日本への関心が高く、働くことで高いモチベーションを持っています。製造業や建設業を中心に活躍しており、近年増加傾向にあります。寒冷地出身者も多く、日本の気候に適応しやすい面があります。ヒンドゥー教徒が多く、宗教行事への配慮が必要です。
理系やIT系を中心に高度なスキルを持つ人材が豊富です。漢字文化圏のため日本語習得が比較的スムーズで、ビジネスレベルの日本語を話せる人材が見つかりやすいです。キャリア志向が強く、成長機会や待遇面での魅力を積極的に示すことが定着のカギになります。明確なコミュニケーションを好みます。
外国人雇用までの4STEP