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特定技能制度の漁業に関するご説明ページ
Fishing

漁船漁業や養殖業を営んでいる事業者の中には、特定技能外国人材の受け入れを検討している方もいると思います。
特定技能には16の分野があり、その一つが「漁業」です。農業と同様、季節性や地域事情に配慮した柔軟な受け入れが認められている分野です。
この記事では、特定技能「漁業」について、対象になる業務、受け入れの条件、注意点を、初心者にもわかりやすく解説します。
なお、特定技能制度に関するルールは今後も見直される可能性があります。本記事は2026年時点の情報をもとに作成していますので、実際の受け入れにあたっては、必ず出入国在留管理庁などの最新情報をご確認ください。
漁業分野で従事できる業務区分は、次の2つです。
・漁業(漁具・漁労機械の操作、水産動植物の探索、漁獲物の処理・保蔵等)
・養殖業(養殖水産動植物の育成管理、収穫、選別等)
技能実習の「漁船漁業」「養殖業」とほぼ対応する内容です。加えて、水揚げや設備清掃、資材搬入、加工・出荷といった関連業務への付随的な従事も認められています。
特定技能「漁業」で働くには、本人が次のいずれかを満たす必要があります。
・漁業技能測定試験(漁業または養殖業)と、日本語試験(国際交流基金日本語基礎テストまたは日本語能力試験N4以上)に合格していること
・技能実習2号(漁船漁業または養殖業職種)を良好に修了していること(この場合、試験が免除される)
受け入れる事業者側には、次のような要件が求められます。
・漁業、養殖業を営む事業者、または漁業分野の労働者派遣事業者であること
・特定技能外国人が従事する業務について、日本人が担当する場合と同等の処遇を確保すること
・漁業特定技能協議会への加入
・出入国在留管理庁への各種届出、定期報告の実施
漁業も農業と同様、労働者派遣による受け入れが認められている分野です。
漁期や漁法によって必要な人手が大きく変動する漁業の特性上、直接雇用だけでなく、派遣という形態を選べることで、より柔軟な人員配置が可能になります。
特定技能1号を受け入れる場合、企業(または派遣元)は「1号特定技能外国人支援計画」を作成し、実施する義務があります。
主な支援内容は次のとおりです。
・事前ガイダンスの実施
・出入国時の送迎
・住居の確保、生活に必要な契約支援
・生活オリエンテーション
・日本語学習の機会提供
・相談・苦情への対応
・日本人との交流促進
・転職支援(人員整理等の場合)
・定期的な面談、行政機関への通報
これらの支援は、自社で行う(自社支援)か、登録支援機関に委託するかを選べます。
特定技能外国人は、日本人と同等以上の報酬を受け取る権利があります。労働基準法をはじめとする労働関係法令が適用されますが、漁業も農業と同様、労働基準法上の「労働時間、休憩、休日」の規定の適用が除外される業種です(ただし、実際の労働環境への配慮は当然求められます)。
漁船に乗り組む場合は、労働基準法ではなく船員法が適用される点にも注意が必要です。
漁業分野は、特定技能2号の対象分野に含まれています。
熟練した技能(船長・漁労長の補佐、複数の作業員を指導しながらの操業等)が認められれば、特定技能2号へ移行でき、その場合は在留期間の上限がなくなり、家族の帯同も可能になります。

Q. 漁業と養殖業、両方経験させる必要がありますか?
自社が実際に営む事業に応じて計画すれば問題ありません。
Q. 船員法が適用される場合、労働時間の考え方は変わりますか?
はい。漁船乗組員としての就労には船員法が適用されるため、陸上の労働基準法とは異なる規定に基づいた労働管理が必要です。
Q. 技能実習からの移行者に試験は必要ですか?
対応する技能実習2号(漁船漁業または養殖業)を良好に修了していれば、技能試験・日本語試験は免除されます。
Q. 特定技能2号に移行できますか?
漁業分野は特定技能2号の対象分野です。熟練技能が認められれば移行可能です。

特定技能「漁業」は、漁船漁業・養殖業を対象とし、労働者派遣による受け入れが認められている点が特徴的な分野です。漁船乗組員には船員法が適用されるなど、陸上の仕事とは異なる労務管理の視点が必要です。
参考情報:出入国在留管理庁、水産庁等の公表情報をもとに作成。
国別外国人雇用情報
勤勉で学習意欲が高く、技能習得のスピードが速いため即戦力として活躍できます。協調性を重視し、チームワークを大切にする傾向があります。家族を大切にする文化があり、旧正月(テト)は1週間程度の帰国を希望することが多いです。キャリアアップへの関心が高く、コミュニケーションでは個別の対話を好む傾向。
温厚で協調性が高く、チームワークを大切にします。国民の約90%が仏教徒で、日本と価値観を共有しやすいです。日本は最大の援助国であり親日の方が多いです。農業や繊維分野での適性が高く、コミュニケーション能力に長けています。キャリアアップへの関心が高く、待遇向上を重視する傾向があります。
真面目で適応力が高く、日本の職場環境に馴染みやすいです。前年代比61.0%と急増しており、製造業や建設業での受け入れが増えています。国民の約90%が仏教徒で、仏教の祭日や行事への配慮が必要です。今後さらに増加が期待される国です。
真面目で適応力が高く、日本の職場環境にも馴染みやすいです。前年代比61.0%と急増しており、製造業や建設業での受け入れが増えています。国民の約90%が仏教徒で、仏教の祭日や行事への配慮が必要です。今後さらに増加が期待される国です。
協調性が高く、チームでの仕事を大切にします。日本への関心が高く、働くことで高いモチベーションを持っています。製造業や建設業を中心に活躍しており、近年増加傾向にあります。寒冷地出身者も多く、日本の気候に適応しやすい面があります。ヒンドゥー教徒が多く、宗教行事への配慮が必要です。
理系やIT系を中心に高度なスキルを持つ人材が豊富です。漢字文化圏のため日本語習得が比較的スムーズで、ビジネスレベルの日本語を話せる人材が見つかりやすいです。キャリア志向が強く、成長機会や待遇面での魅力を積極的に示すことが定着のカギになります。明確なコミュニケーションを好みます。
外国人雇用までの4STEP