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特定技能制度の農業に関するご説明ページ
Agriculture

野菜や果物の栽培、畜産経営を行っている事業者の中には、特定技能外国人材の受け入れを検討している方もいると思います。
特定技能には16の分野があり、その一つが「農業」です。この分野は、他の産業分野と違い、労働者派遣の形態での受け入れが認められている点が大きな特徴です。
この記事では、特定技能「農業」について、対象になる業務、受け入れの条件、注意点を、初心者にもわかりやすく解説します。
なお、特定技能制度に関するルールは今後も見直される可能性があります。本記事は2026年時点の情報をもとに作成していますので、実際の受け入れにあたっては、必ず出入国在留管理庁などの最新情報をご確認ください。
農業分野で従事できる業務区分は、次の2つです。
・耕種農業全般(栽培管理、農産物の集出荷・選別等)
・畜産農業全般(飼養管理、畜産物の集出荷・選別等)
技能実習の「耕種農業」「畜産農業」とほぼ対応する内容ですが、特定技能では、農作業に加えて、農畜産物を使った製造・加工、運搬、販売等の関連業務にも従事させることができる点が特徴です(ただし、これらの業務だけに専念させることはできません)。
・農業技能測定試験(耕種農業全般または畜産農業全般)と、日本語試験(国際交流基金日本語基礎テストまたは日本語能力試験N4以上)に合格していること
・技能実習2号(耕種農業または畜産農業職種)を良好に修了していること(この場合、試験が免除される)
特定技能「農業」で働くには、本人が次のいずれかを満たす必要があります。
受け入れる事業者側には、次のような要件が求められます。
・農業を営む事業者、または農業分野の労働者派遣事業者であること
・特定技能外国人が従事する業務について、日本人が担当する場合と同等の処遇を確保すること
・農業特定技能協議会への加入
・出入国在留管理庁への各種届出、定期報告の実施
農業は、季節による繁閑差が大きい産業です。この特性に配慮し、特定技能では直接雇用に加えて、労働者派遣による受け入れも認められています。
派遣form であれば、繁忙期の異なる複数の農家・法人の間で、人材を融通し合うといった柔軟な運用が可能になります。技能実習にはない、農業分野ならではの受け入れ方法です。
派遣を利用する場合、派遣元・派遣先それぞれに、労働者派遣法に基づく義務が生じる点にも注意が必要です。
特定技能1号を受け入れる場合、企業(または派遣元)は「1号特定技能外国人支援計画」を作成し、実施する義務があります。
主な支援内容は次のとおりです。
・事前ガイダンスの実施
・出入国時の送迎
・住居の確保、生活に必要な契約支援
・生活オリエンテーション
・日本語学習の機会提供
・相談・苦情への対応
・日本人との交流促進
・転職支援(人員整理等の場合)
・定期的な面談、行政機関への通報
これらの支援は、自社で行う(自社支援)か、登録支援機関に委託するかを選べます。
特定技能外国人は、日本人と同等以上の報酬を受け取る権利があります。労働基準法をはじめとする労働関係法令が適用されますが、農業は労働基準法上の「労働時間、休憩、休日」の規定の適用が除外される業種である点に留意が必要です(ただし、実際の労働環境への配慮は当然求められます)。
農業分野は、特定技能2号の対象分野に含まれています。
熟練した技能(複数の従業員を指導しながら農業経営に関する業務を行えるレベル等)が認められれば、特定技能2号へ移行でき、その場合は在留期間の上限がなくなり、家族の帯同も可能になります。

Q. 農作業以外の仕事(加工、販売等)をさせてもいいですか?
関連業務として従事させることは可能ですが、それらの業務だけに専念させることはできません。あくまで農業本体の業務が中心です。
Q. 労働者派遣と直接雇用、どちらを選ぶべきですか?
繁閑差が大きく、季節ごとに必要な人数が変動する経営であれば、派遣形態が向いている場合があります。自社の経営形態に応じて検討してください。
Q. 技能実習からの移行者に試験は必要ですか?
対応する技能実習2号(耕種農業または畜産農業)を良好に修了していれば、技能試験・日本語試験は免除されます。
Q. 特定技能2号に移行できますか?
農業分野は特定技能2号の対象分野です。熟練技能が認められれば移行可能です。

特定技能「農業」は、耕種農業・畜産農業を対象とし、労働者派遣による受け入れが認められている点が特徴的な分野です。季節による繁閑差が大きい経営では、派遣という選択肢も含めて受け入れ方法を検討することが重要です。
参考情報:出入国在留管理庁、農林水産省等の公表情報をもとに作成。
国別外国人雇用情報
勤勉で学習意欲が高く、技能習得のスピードが速いため即戦力として活躍できます。協調性を重視し、チームワークを大切にする傾向があります。家族を大切にする文化があり、旧正月(テト)は1週間程度の帰国を希望することが多いです。キャリアアップへの関心が高く、コミュニケーションでは個別の対話を好む傾向。
温厚で協調性が高く、チームワークを大切にします。国民の約90%が仏教徒で、日本と価値観を共有しやすいです。日本は最大の援助国であり親日の方が多いです。農業や繊維分野での適性が高く、コミュニケーション能力に長けています。キャリアアップへの関心が高く、待遇向上を重視する傾向があります。
真面目で適応力が高く、日本の職場環境に馴染みやすいです。前年代比61.0%と急増しており、製造業や建設業での受け入れが増えています。国民の約90%が仏教徒で、仏教の祭日や行事への配慮が必要です。今後さらに増加が期待される国です。
真面目で適応力が高く、日本の職場環境にも馴染みやすいです。前年代比61.0%と急増しており、製造業や建設業での受け入れが増えています。国民の約90%が仏教徒で、仏教の祭日や行事への配慮が必要です。今後さらに増加が期待される国です。
協調性が高く、チームでの仕事を大切にします。日本への関心が高く、働くことで高いモチベーションを持っています。製造業や建設業を中心に活躍しており、近年増加傾向にあります。寒冷地出身者も多く、日本の気候に適応しやすい面があります。ヒンドゥー教徒が多く、宗教行事への配慮が必要です。
理系やIT系を中心に高度なスキルを持つ人材が豊富です。漢字文化圏のため日本語習得が比較的スムーズで、ビジネスレベルの日本語を話せる人材が見つかりやすいです。キャリア志向が強く、成長機会や待遇面での魅力を積極的に示すことが定着のカギになります。明確なコミュニケーションを好みます。
外国人雇用までの4STEP